2009年3月17日火曜日

美しい人



気になっていたのにまだ観れていなかった
ロドリゴ・ガルシア監督の”美しい人”をやっと観ました。
ロドリゴ・ガルシア監督は、フランソワ・オゾン監督とともに女性の感情や人生を
丁寧に、繊細に描くところが大好きなんです。


“美しい人”は9人の女性の人生が描かれたオムニバス映画ですが、
ひとつのエピソードが10〜15分というとても短いものなのに
どうしてあんなに深く女性を描くことが出来るんでしょう!?


私が一番感動したのは、最終章”マギー”です。
グレン・クローズとダコタ・ファニングがお墓参りに行くというエピソード。
最初は誰かのお墓参りなのかな?思ってみていると、
そのお墓が周りのお墓よりもずいぶん小さいことに気づきます。。。
とても切ないお話です。とにかく二人のさりげない演技が最高にいいです。


女性の感情や心理をさりげなく、でも深く、繊細に描くということを
目標にしているので、いつかこの2人の監督のように女性を描けたら!と
思っています・・・・とんでもなく難しいことですがゆっくり挑戦していきたいです。

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